製品・施工紹介(佃工場)

当社が設計製作・施工した、全長28m・幅16m・高さ6mのスクリューホッパーをご紹介いたします。
らせん状のフライトと呼ばれる羽根が回転することで、トンネル掘削時の土砂を底面にあるゲート部
(開口)を介してトラックやベルトコンベアに積み込んで坑外へ搬出します。
各部材は全重量200tを超えるスクリューポッパーの荷重にも耐えられるよう設計・製作されています。

写真2枚目はホッパーの上屋とスクリュー本体をつなぐ【S/C受け】と呼ばれる部材です。
これ自体は1mほどと小さいものですが、何種類かの鉄の板を慎重に溶接して作られており、
非常に重要な部分であります。
例えそれぞれは小さな部材であっても、いくつも組み合わせることで大きな力を発揮します。
その根源を支えるのが各部を繋ぐ、溶接技術です。

佃工場には溶接職専門の部署があり(製缶部門)、たくさんの職人が確かな技術を駆使し、
小西咲㈱の高度なモノ作りを支えています。

当社では随時、製缶工(溶接工)を募集中です。
詳しくは当ホームページ「採用情報」をご覧ください。

スクリューホッパー(全体)
S/C受け部分
溶接部拡大